肩こりを治すために重要な事
まずはじめに 本文から読みたい方はこちらから
肩こりの人が絶対にやってはいけない事
ずばり肩をひたすら揉むことです
序論でも記載しましたが、肩こりは肩を揉めば揉むほど悪化していきます
肩こりというのは、背中が引き伸ばされた事によって
緊張せざるを得ない状態になっているから起こっています
スマホ首、猫背、巻き肩の人は前重心姿勢が常に強調された状態になっています
この時の体の姿勢バランスは、綱引きのように前の組が優位で引っ張られた状態になっています
背中側の筋肉は、前に転倒しないように必死に頑張って耐えています
肩こりとはこの頑張って耐えてくれている緊張の事です
肩がこるからと言ってこの緊張をもみほぐしてしまうと
頑張れなくなります
よってより前重心姿勢は悪化します
結果、もみほぐす前よりさらに肩こりは悪化していきます
肩こりを根本的に改善させたいという方は
肩がこるから肩を揉むという方法を今日から是非改めてみてください
肩こり改善の為に重要な事は、やってはいけないことをやらない事がまず第一歩です
呼吸機能の低下
肩こりとは血流が制限され阻血状態になっているために起こっています
前述の前重心姿勢もそうなのですが、さらに重要なのは呼吸です
日常的に前重心姿勢になると
呼吸の際に本来働いてほしい筋肉が適切に働かず、代わりにあまり働いてほしくない筋肉ばかりが優位に働くような状態になります
すると、呼吸をする度に首を緊張させる間違った呼吸パターンが繰り返されます
よって肩こり首コリの原因になります
呼吸は一日に2万回行っていると言われていますから
一日に2万回、首ばかりを偏らせて呼吸をしているとしたら
どれだけもみほぐしたとしても肩こりが治らないのはイメージがしやすいかと思います
重力に対する姿勢バランスの崩れ
私たちは常に重力に逆らって日常生活をしています
転倒してしまわないように、
重力に対してどのようにバランスを取るか脳が常に制御しながら生活をしている
猫背とは、この脳の制御バランスの偏りのことなのです
やってしまいがちなことは
曲がっている背骨だけに何かをすれば治る
といった考えです
もちろん一時的に、背骨を伸ばすような技術を行えば背骨は伸びます
しかし、私たちは常に立ち上がって日常生活をしています
日常生活の中で立ち方の感覚が崩れたまま変わっていないのなら
どれだけ一時的に背骨を伸ばしても、またもとに戻ってしまうのです
では何から始めればいいのか
結論
現状の姿勢分析です
今の姿勢は何が原因となって起こってしまっているのか
実際のお写真を撮影し、解説をさせていただいております。
現状の問題点がどこにあるのか
これが分からないままなら、何から始めればいいのかも分からなくなります
何をすればいいのか、よりも重要な事は
何をやってはいけないのか
です
猫背が逆に悪化してしまうようなことを
知らず知らずのうちにやってしまっていたとしたら
せっかくのアクションも逆効果になってしまうのです
まずは個別の姿勢分析からご相談ください
姿勢矯正実例
メディア掲載歴
*伏字は私の前職の名称が入っています
国内2例目
米国スティックモビリティ社国際ライセンス習得