巻き肩を治すために重要な事
まずはじめに 本文から読みたい方はこちらから
巻き肩とは肩甲骨の不安定の結果
肩甲骨というと、
よく動けば動くほど良い
肩甲骨はがしをすると血流が上がって姿勢もよくなる
このような情報を目にすることもあるかもしれません
結論
肩甲骨は逸脱しない範囲内で安定している事が重要
肩甲骨は胸郭のうえにぺったりと乗っかった状態になっています
という事は、胸郭の動きが悪くなれば肩甲骨の動きも悪くなります
この状態で、無理やり肩甲骨ばかりを動かしてしまうと、
胸郭が動かないのに、肩甲骨ばかりが動いてしまう状態になります
これは言い換えれば、肩甲骨が不安定な状態になっている、という事です
腕を動かす
歩行をする
立つ座る
といった日常生活動作の中で、肩甲骨が常に不安定にさらされた状態になると
肩甲骨が前に逸脱し、結果巻き肩の原因になってしまうのです
巻き肩の人が絶対にやってはいけない事
ずばり肩を揉むことです
巻き肩の人の上半身の筋力バランスは、綱引きのように前に引っ張る力が強くなりすぎている状態になっています
巻き肩で肩がこる、背中が張る理由というのは
背中側の筋肉が、前に転倒しないように頑張って耐えてくれているからです
背中のコリとは頑張って耐えてくれている緊張なのです
では、肩がこるからといって、そのこりをもみほぐしてしまうと
頑張れなくなります
つまり
より前重心姿勢になり、巻き肩は悪化します
巻き肩になれば、より肩こりは酷くなっていくので
悪循環がどんどん連なっていってしまうのです
重心バランスの崩れ
私たちは常に重力に逆らって日常生活をしています
転倒してしまわないように、
重力に対してどのようにバランスを取るか脳が常に制御しながら生活をしてい
巻き肩になってしまう原因は、この脳の制御バランスの偏りのことなのです
やってしまいがちなことは
巻いている肩だけに何かをすれば治る
といった考えです
もちろん一時的に、巻き肩にならないようなストレッチをすれば治ったように見えます
しかし、私たちは常に立ち上がって日常生活をしています
日常生活の中で立ち方の感覚が崩れたまま変わっていないのなら
どれだけ一時的に巻き肩を治してもすぐ元に戻ってしまうのです
では何から始めればいいのか
結論
現状の姿勢分析です
今の姿勢は何が原因となって起こってしまっているのか
実際のお写真を撮影し、解説をさせていただいております。
現状の問題点がどこにあるのか
これが分からないままなら、何から始めればいいのかも分からなくなります
何をすればいいのか、よりも重要な事は
何をやってはいけないのか
です
猫背が逆に悪化してしまうようなことを
知らず知らずのうちにやってしまっていたとしたら
せっかくのアクションも逆効果になってしまうのです
まずは個別の姿勢分析からご相談ください
姿勢矯正実例
メディア掲載歴
*伏字は私の前職の名称が入っています
国内2例目
米国スティックモビリティ社国際ライセンス習得