肩甲骨はがしでひたすらストレッチをすれば楽になる、は嘘の理由

背中がいつも張っている、肩甲骨を回しても楽にならない、そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。

実は、多くの方が「肩甲骨を動かせば楽になる」と信じて、一生懸命ストレッチを続けています。でも、なかなか変わらない。それどころか、余計に疲れてしまう。そんな経験はありませんか。

先日お越しになったK様も、まさにそうでした。何度も肩甲骨のストレッチを試し、動画を見ながら真似をして、それでも楽にならなかったとおっしゃっていました。

実は、肩甲骨は「安定させるべき場所」なんです。本来たくさん動いてほしいのは、背骨や胸郭。ところが、背骨の際にある「多裂筋」という筋肉が働かなくなると、体は側面の大きな筋肉で無理やり支えようとします。すると、力みや緊張が生まれ、呼吸さえも力んでしまう状態になっていくのです。

K様も右足で着地するときに骨盤が持ち上がり、右の首に過剰な負担がかかっていました。小指側に体重が乗りやすく、本来使うべき股関節の筋肉が使えていなかったんです。

そこで当院では、「背骨を一本一本丸める感覚」を道具を使いながら覚えていただきました。スティックを斜め下に押すと、床から跳ね返る負荷がヒントになります。その感覚をもとに、背骨を積み木のように丸めていく。そして、股関節で床を踏む感覚を体に覚えさせていきます。

K様は施術後、「お尻がすごく疲れた」とおっしゃいました。それこそが、正しい場所を使えた証拠。腰ではなく、股関節で立ち上がる感覚が戻ってきたのです。

体を正しく動かすには、まず「どこを使うべきか」を脳に教えてあげることが大切。力んで支えるのではなく、自然に安定する体へ。

白山市、松任、野々市エリアからもたくさんの方にお越しいただいています。姿勢や体の使い方でお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。

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