
20代のデスクワーカーのM様が、初めてご来店されたときのことです。「座って仕事をしていると、股関節の前側がすごく詰まって痛くなってきて…」そう話すM様の表情には、不安と疲れが浮かんでいました。
最初は整形外科を受診されたそうです。でも「異常なし」と言われ、湿布と痛み止めだけ。全然良くならず、どこに行けばいいのかわからなくなったM様は、近くの揉みほぐし店へ。
「揉めば揉むほど治る」と言われ、60分の施術を受けたものの、逆に痛みは増すばかり。「時間が短いから」と言われ、次は120分。それでもまだ痛い。「来る回数が少ないから」と週1回120分通い続けたM様でしたが、ついに仕事に支障が出るほど悪化してしまったのです。
「これはおかしい」そう感じて、ようやく当院にお越しくださいました。
実は「痛いところを揉めば治る」というのは、大きな誤解なんです。股関節の詰まりや痛みには、必ず原因があります。その原因を調べずに、ただ揉み続けても意味がないどころか、かえって悪化させてしまうこともあるんですね。
M様の場合、歩き方を動画で確認すると「反り腰」の状態がはっきりと見てとれました。骨盤が前に傾いたまま歩くため、股関節の前側が常に詰まりやすい状態だったんです。
大切なのは「なぜそうなるのか」を分析すること。そして「日常生活の中で自然と負担のかからない動き方を体に覚え込ませていく」こと。火災報知器の音を止めるのではなく、火元を消さなければ根本的な解決にはならないんです。
M様には、骨盤の位置を整えるストレッチと、正しい歩き方の練習をお伝えしました。「こういうことだったんですね」と、ようやく納得された表情が印象的でした。
一人ひとり、体の使い方の癖は違います。だからこそ、個別に状態を見定めて、その方に合った方法でアプローチしていくことが何より大事なんです。
白山市、松任、野々市からも多くの方にお越しいただいています。股関節の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

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