ストレートネックで首ばかりに何かをしようとしていた例

T様が来院されたとき、「肩こりがつらくて」と話されていました。でも実際に前屈の動きを撮影して一緒に確認してみると、「肩だけの問題じゃないかもしれない」という事実が見えてきたんです。

画面に映るT様の姿勢は、肋骨が抜けて腰が反り、首が前に出た状態。まるでSの字を描くような湾曲がはっきりと出ていました。前屈を始めようとしても、スタート地点がすでに歪んでいる。頭と背中の上の方は丸まるのに、腰だけがずっと反ったまま。

「理想は、全体的にまんべんなく丸まってほしいんです」そうお伝えしながら、15度、30度、45度と角度ごとに映像を止めて一緒に見ていきました。本来なら15度の時点で全身が丸まり始めるはずなのに、T様の場合は45度を過ぎてようやく腰が丸まり始める。

「ストレートネックの本当の原因は、反り腰なんですよ」そう説明すると、T様は驚いた表情をされました。首ばかり気にしていたけれど、実は腰が反ったままでないと動けない身体になっていたんです。

前屈から戻る動きでも、腰に負担が集中している様子がはっきり映っていました。おそらく、首と腰にずっと過度な負担がかかり続けていたはず。

「下腹部を内側にグッと引き込んで、そこから背中を丸めていきましょう」そう伝えながら、プールに飛び込む人のように全身で丸まるイメージをお伝えしました。

白山市や野々市から通ってくださる方の中にも、T様と同じように「表面的な症状の奥に、本当の原因が隠れている」ケースがとても多いんです。一緒に映像を見ながら、ご自身の身体の使い方のクセに気づいていただくこと。それが、根本から楽になる第一歩だと感じています。

松任エリアからもお越しいただいていますので、お気軽にご相談くださいね。

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