
長年、姿勢に悩んできたM様。小さい頃から足を組む癖があって、気づいたら無意識にまた組んでいる。意識して直そうとしても、仕事中は司会業で話をしているから、四六時中姿勢のことを考えているわけにはいかない。そんな日々が続いていました。
TikTokで「姿勢矯正トレーニング」の動画を見ては試してみるものの、結局「原因がわからないまま始めても意味があるのかな」という疑問がずっと心の中にあったそうです。
当院にお越しいただいた日、まず歩き方を動画で撮影し、静止画でも細かくチェックしていきました。すると、右足で着地したときに左肩が下がり、上半身が左に傾く癖があること。右の骨盤が上がって外に投げ出されるような動きをしていることがわかりました。
さらに詳しく検査をしていくと、左側の背中がほとんど動かない状態。本来なら柔軟に回転できるはずの部分が、70代の方と同じくらいの硬さになっていたのです。M様もその結果に驚かれていました。
「普通にやばいです」とお伝えしたとき、ようやく「このままではいけない」という実感が湧いてきたとおっしゃっていました。
そこで、腰の動きを物理的に制限するベルトを装着し、ブロックと棒を使った運動療法を開始しました。普段から無意識に使ってしまう腰や首の力を封じて、本来使うべき筋肉だけが働くように誘導していきます。
「床を踏んだら、頭は前ではなく上に伸びるんです」とお伝えすると、M様の体が少しずつ変化していくのがわかりました。
「こっちの力を使えばよかったんですね」と納得されたM様。無意識の癖は、意識だけでは変えられない。だからこそ、脳に正しい動きを学習させる必要があるのです。
白山市や松任、野々市からも多くの方が通われています。長年の姿勢のお悩み、無意識の癖でお困りの方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

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